陥入爪とは
足の爪(特に親指)の角が、周囲の皮膚に深く食い込んでしまう疾患です。 最も多い原因は、爪の角を切り落としすぎる「深爪(ふかづめ)」です。そのほか、足のサイズに合わない窮屈な靴や先の細い靴による圧迫、かかとの高い靴により指への体重がかからないこと、スポーツ時の指先への強い負担なども原因となります。「巻き爪(爪全体が丸く変形した状態)」に合併して起こることも多く見られます。
具体的な症状
初期の段階では、爪が食い込んでいる部分の皮膚に赤み、腫れ、押した時の痛みが生じます。靴を履いたり、歩いたりする際に痛みを自覚し始めます。 症状が進行すると、傷口から細菌が感染して化膿し、赤く盛り上がった出血しやすい組織(不良肉芽:ふりょうにくげ)が作られます。この状態になると、少し触れただけでも激痛が走るようになり、靴を履くことや通常の歩行が困難になるなど、日常生活に大きな支障をきたします。
診断内容
視診(見た目の診察)と問診により診断を行います。 いつ頃から痛みがあるか、普段の爪切りの方法、スポーツやお仕事の内容、どのような靴を履いているかなどを詳しく伺います。患部の診察では、爪の食い込み具合、皮膚の炎症や化膿の程度、不良肉芽の有無、巻き爪を合併していないかなどを直接観察して総合的に評価します。状況によりレントゲンを撮影することもあります。
当院で行っている治療内容
症状の程度や、患者様のご希望(手術を希望するか否かなど)に合わせて治療法をご提案します。
手術療法が必要な場合、当院では食い込んでいる爪の端を部分的に除去する方法、食い込んでいる爪が再び生えてこないように根元の組織(爪母)を外科的に切除・縫合する方法などを行っております。
また、手術を避けたい方や、爪自体の変形(巻き爪)を治したい方に向けて、特殊な器具を用いて爪のカーブを平らに矯正していく「爪甲の矯正治療(自由診療)」も行っております。患者様の爪の状態に合わせて最適な治療法をご提案いたしますので、痛みを我慢せずにご相談ください。
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